新築マンションの内覧会

新築マンション内覧会とは

内覧会とはマンションが完成し、購入者へ引き渡す前に行う最終チェックの場です。

マンションの内覧会では、室内設備などの説明後に、実際に室内チェックし、修正すべき箇所があれば確認します。最後に共用部分の説明を受ければ終了です。

もし修正箇所があれば、修正後に再び内覧会が行われます。

マンションの仕上げの不具合は意外とあるもので、修正指摘の多い項目は

「タオルかけなどの固定の不備、付け忘れ」「床や壁などの傷・汚れ」
「床に歪みやある場合に起こる床鳴り」「クロスの歪み」
「ドアや窓の枠の傾き」「オプションのつけ忘れや取り違え」

などがあります。

内覧会に持って行くと便利なものは、寸法を測るためのメジャー、床・壁の傾きのチェックできる水平器、暗い箇所をチェックするのに便利な懐中電気など。

内覧会当日チェックに漏れがないように事前にチェックシートを用意しておくといいでしょう。

また内覧会でのマンションは冷暖房がないので、夏はうちわなど、冬は暖房具を用意しておくと便利です。

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新築マンション内覧会のチェックすべきポイント

▼汚れ・破損箇所
新築マンションの内覧会では、見てすぐにわかる汚れ・破損箇所をまずチェックしましょう。

部屋を移動しながら、床や壁、天井、襖、窓など確認していきます。浴室・トイレ・台所などは、それぞれの設備の動作などを確認しながら、設備の汚れ・破損箇所もチェックしましょう。

▼設備関係
水道、照明、換気、水まわりなどの設備関係を見る場合は、実際に操作してきちんと使えるか確認しましょう。設備の操作方法が複数ある場合はすべて試してみましょう。また操作中に不振な音や振動がないかも注意しましょう。

障子や襖、窓、ドアなどの建具は、数回開け閉めしてスムーズに開閉できるかチェックしましょう。

▼床、壁、建具
床や壁の水平・傾きを確認するには水平器を利用すると便利です。ただし法律上、傾きの許容範囲は3/1000の勾配で、1mあたり3mmの誤差まで認められていますので
あまり気にし過ぎなくてもよいと思います。

むしろ床の場合は床をひとつひとつ踏んで、必ず床鳴りをチェックしましょう。

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こういう内覧会は要注意

新築マンション内覧会で1月〜3月に行われる場合は注意が必要です。その時期は多くの新築マンションが完成する時期でもあり、不動産業界の繁忙期です。

そうなるとマンションの建設も急いでいる場合が多く、不備が多くなりやすい時期になります。この1月〜3月に内覧会がある場合注意しましょう。

また内覧会で「時間制限」「人数制限」がある場合は注意しましょう。

マンション購入の最終チェックとなる内覧会で制限があるのは、販売側の都合です。最近では、制限のある内覧会は少ないようですが、もし制限あるようであれば交渉して納得できる内覧会にしましょう。

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専門家にマンション内覧会をチェックしてもらう

マンションの内覧会のチェックを専門家にやってもらうことも可能です。

マンションの内覧会でのチェックは、目に付きやすい傷や汚れなどすぐにわかるのですが、マンションの構造的な問題などチェックが難しいものもあります。

マンションは大きな買い物ですので、もし心配であれば専門家に依頼して内覧会のチェックをしてもらうといいでしょう。専門家に依頼することで、重要な点を見落とすようなことがなくなります。

最近はこういった専門家も増えていていますので、気になる方は気軽に問い合わせてみるとよいでしょう。

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