新築・中古マンションの共用施設の問題

防犯設備

最近では防犯設備の整ったマンションが増えています。新築マンションでは、こういった防犯設備のあるマンションが多いのですが、中古マンションではほとんどない場合があるので確認しておきましょう。

ただし防犯設備があれば安心というものでもありません。例えば、オートロックはほとんどのマンションにありますが、これだけでは簡単に侵入されてしまいます。

暗証番号、指紋認証などのオートロックは赤外線のものよりも防犯性が高いのですが、ドアが開いたとき入られる可能性もあります。

防犯設備はある方がよいのですが、自分自身で防犯対策も怠らないようにしましょう。特に一階に住む場合は窓からの侵入の可能性もあるので注意しましょう。

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防犯設備による管理費とプライバシーの問題

防犯意識の高まりから防犯カメラなどの防犯設備を整えたマンションが増えていますが、このため管理費とプライバシーの問題が起こります。

防犯設備をきちんと管理するには管理費用がかなりかかるので、規模の大きなマンションでないと運用が厳しいのが現実です。

また個人情報保護が厳しくなってこともあり、防犯カメラなどで個人の映像を保存するのは慎重にならなければいけません。

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庇[ひさし]による問題

マンション最上階では庇[ひさし]がない場合があります。

これは建築基準法による日影規制のためで、居住面積を最大限に確保するために階数を減らさずに庇をカットすることで対応しているためです。

そうなると雨の日は通路で傘が必要となりますし、日中は日が当たりすぎて玄関側が異常に暑くなることもありますので、最上階の場合は注意しておきましょう。

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マンションに店舗がある場合

新築・中古に限らず、マンション1階に店舗がある場合は注意が必要です。

まずお店のトラブルによくある騒音や臭いの問題があります。

また店舗の広さを確保するために壁部分の構造を変えたために、耐震性が低下するといった構造上の問題が発生する場合があります。

マンション管理面でも、所有面積の大きい店舗の場合、発言権が強くなるため、管理組合での意見の衝突が起こる場合もあります。

マンションにお店があると便利だと思うかもしれませが、以上の点は注意しましょう。

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エレベーターの問題

ほとんどの新築・中古マンションにはエレベーターがありますが、注意しなければいけないのはマンション戸数に対するエレベーターの台数です。

エレベーターは一般的に50戸に1つあればよいといいますが、実際に50戸に1では通勤・通学時には混んでしまうことが多いようです。マンション50戸以上に1つの割合となると、より便利性が悪くなるので注意しましょう。

エレベーターがバリアフリー対応かどうかもチェックしておくといいでしょう。

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