新築・中古マンションの周辺環境調査
新築・中古マンションを購入する際にマンション自体も大切ですが、今後そこで生活するのですからマンションの周辺環境も重要です。用途地域や生活に必要な環境かどうか、嫌悪施設などポイントを抑えて周辺環境の調査をしましょう。
新築・中古マンション周辺の用途地域
用途地域とはその土地の利用方法や建物の用途・規模などを定めたものですが、この用途地域の種類によって今後その地域がどう変わるかある程度予測できます。
用途地域は下記の3種類に分類できます。
@住居系の用途地域:主に住居の環境を保護するために定められた地域
第一種低層住居専用,第二種低層住居専用,第一種中高層住居専用
第二種中高層住居専用,第一種住居,第二種住居地域,準住居
A商業系の用途地域:主に商業の利便性を増進するために定められた地域
近隣商業地域,商業地域
B工業系の用途地域:主に工業の利便性を増進するために定められた地域
準工業地域,工業地域,工業専用地域
新築・中古マンション周辺の生活環境
生活の利便性を考えると新築・中古マンションの周辺の生活環境で、スーパーや商店街、コンビニなど「買い物のための施設」、電車・バス・道路など「交通機関」、学校、保育園や学童保育など「教育施設」、病院などの「医療施設」は確認しておく必要があります。その他にも普段よく利用するものがあればチェックしておきましょう。
また自然環境も大事です。地盤が弱くないか、水害の恐れはないか、日当たりは良好化どうかなども確認しておきましょう。日当たりについては、その影のかかり方を時間をおって表している「日影図」というものがあるので、気になる場合は販売元に聞いてみましょう。
新築・中古マンション周辺の嫌悪施設
嫌悪施設とは工場や高速道路、幹線道路、鉄道、高圧線、葬祭場、墓地、ゴミ焼却場など一般的に生活に不快感を与える施設です。
このような嫌悪施設がマンション周辺にないかどうか、我慢できる範囲かどうかは確認しておきましょう。
また騒音や渋滞の影響がでやすい商業施設、学校、トラックが頻繁に往来する集配所など、普段あまり気にしない施設でも実際に周辺に住んでみるとトラブルのもとになる可能性もあるのでチェックしましょう。
新築・中古マンション周辺に実際に行ってみる
新築・中古マンション周辺地域に実際に行ってみることはとても大切です。車・人の行き来や日当たりなどは時間帯によって変わってくるので、時間を変えて何度も足を運んでみるのがポイントです。
その際によく使う通路や施設なども確認しておきましょう。よく買い物に利用すると思われる施設などは価格や品揃えなども見ておくといいでしょう。
通勤・通学がある場合は、大変かもしれませんが実際に同じ時間帯での電車や道路の状況を確認しましょう。
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